保健科学東日本が行っている業務

保健科学東日本は、埼玉県鴻巣市に本社があります。埼玉県を中心に13の営業所をかまえ、4つの検査所をもつ大きな検査機関です。調剤薬局事業の開始も図り、ますます検査企業としての発展をみせています。そんな保健科学東日本は、健全で豊かな環境を次の世代につないでいきたいという理念から、省資源・省エネルギーに取り組み、環境への負荷を減らすことを目指しています。例えば、廃棄物の減量化・再資源化もその一つです。また、管理の徹底によって汚染問題への改善と予防にも努めています。そのための検査や構築をはかることで、地球環境や地域に還元する企業活動を行うこと、未来の社会へ引き継ぐことを目標にしています。これらの理念と取り組みによって、保健科学東日本は循環型社会へ貢献しているのです。

保健科学東日本が行う検査は、血液学的検査や生化学的検査、微生物学的検査など、他にもさまざまなものがあります。マーカー検査や細菌検査など医療機関に関わる検査から、水質検査や食品衛生検査まであらゆる検査を担っています。さらに、一人ひとりの体質に合わせた治療や予防の実現するための遺伝子検査の最新技術にも取り組んでいます。もちろん、医療機関から委託されている検査では血液検査をはじめ、免疫検査、細胞検査など多くの検査があります。しかし、遺伝子検査のような最新の技術や情報も取り入れていくことは、治療への取り組みはもちろん、医療の発展にも影響してきます。そのため、保健科学東日本では医療現場の生の声を取り入れ、医療に必要な遺伝子検査が提供できるように取り組んでいます。大学や研究機関、さらには最先端のバイオ企業との連携をはかり、最新技術を多く導入して保健科学東日本独自の検査項目をそろえることで、医療機関への貢献をしています。

品質保証体制に関しても検体の採取から検査結果への報告まで、精密に行うための手順を定めています。人為的な過ちが起こりやすい作業も確認や作業内容の記録などの徹底化をはかり、確立した検査を行えるようにしています。また、研究実績も増え、学会総会での演題なども多く取り組んできていて、これからの検査機関としての役割を担っています。環境問題や医療問題に対し、提案や意見を求め、今後の検査機関の役割を追求し続けている会社です。保健科学東日本では流行する感染症の時期によって変更などはありますが、あらゆる検査を積極的に導入しており、新規での受託項目も増えてきています。