保健科学東日本は、人々をとりまいている環境は全員の共有財産であり、すべての生命を育む母体であるという基本理念をもっています。人々はこのことを常に忘れることなく、健全で豊かな環境を次世代へと繋いでいく意識を強く持つ必要があります。そのため保健科学東日本は、豊かな環境を守りながら創造をする取り組みは医療と福祉の発展に通じるものがあると考えており、地域と地球環境に思慮しながら企業の活動を行っています。その結果、環境への負担を減らすための循環型社会の構築を目指しています。
保健科学東日本では基本理念の実現のために基本的な方針を定めています。具体的には、企業活動によって生じる環境への影響を適切に評価して、環境へのリスクを減らすために省資源・省エネルギーを目指します。汚染予防や資源の再利用を行うため、廃棄物の管理を徹底しています。基本理念のなかではっきりと環境に配慮し保全に尽力すると宣言している企業は珍しいでしょう。3Rの推進など企業の環境へ対する意識や姿勢が注目され続けているなかで、非常に貴重な存在です。
企業活動において社会規範に反することなく公正・公平に業務を成し遂げることは当然のことですが、コンプライアンス違反をしている企業もあります。コンプライアンスの徹底は経営において非常に重要で、違反の発覚により信用の失墜だけでなく存続が難しくなる企業もあります。保健科学東日本では環境の保全に努めるためにコンプライアンスの尊守だけでなく、必要であれば自らルールを設けるといった積極的な試みをしています。多くの企業はコンプライアンス尊守のみになってしまいますが、保健科学東日本は自主的にルールを追加しながら環境を守ることを目指しています。企業が自らルールを設けることは先進的な取り組みでしょう。
また、実現可能な目標も設定しています。会社の技術や経済面を客観的に捉えて設定された目標であり、必要に応じて定期的に見直しもされます。個人の場合、高すぎる目標を設定すると、この目標を達成するのは難しいという意識につながりやすいため、目標達成のためにはこの目標は達成できると思える目標をたてることが必要です。企業にも共通しており、従業員が一体となって目標に向けてモチベーションを高めていくことが達成へとつながります。実際に保健科学東日本では従業員に対して環境教育を奨励しており、全員の環境へ対する意識を高める取り組みを行っているので、目標設定が目的ではないことは明白です。このように保健科学東日本は会社全体が一丸となって環境保全に対して積極的な取り組みを行っている企業だといえます。